- Profile
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氏名:福島 良企
職種:採用担当
部署:人事部 人財開発課 リーダー
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大学卒業後、西部物流センターを経て、2004年6月より四国営業所に勤務、営業デスク、営業職を経験、2009年4月人事部人事課に配属。2011年4月より能力開発課に配属。その後、2016年4月より東部ブロック総務課に配属となり、2019年4月より現職。
What I do -こんな仕事をしています- モノづくりの現場や営業職について学生の皆さんに知ってもらう活動もしています。
私は現在、人事部 人財開発課で、主に人事採用の仕事に携わっています。学生のみなさんに日伝という会社を知ってもらい、就職先企業として当社を選んでもらう事が私の役割。合同企業説明会などのイベントで、たくさんの就職活動中の方々とお会いする仕事です。
しかし最近では、採用という枠を飛び越えて、話をする機会も増えてきました。今年は48の大学で95回に渡り、講演を行ったのですが、当社のPRではなく、モノづくり業界全般について知識を深めてもらうための話や、時には営業職の魅力についての話をする事もあります。
「就職とは?」や「働くとは?」ということを学生の皆さんに伝え、共に考える機会を提供することが、私の新しいミッションだと感じています。
My work -先輩たちの働く姿- 販売した商材から生まれる様々な商品たち。世に出た商品名を知ったときは興奮します。
営業職に就いていた5年間、販売店様のご協力をいただきながら、できるだけ多くユーザー様に会いに行っていました。それは、潜在的なご要望を知る事で、より踏み込んだ提案をするためです。 ユーザー様の生産ラインの現場に何度も足を運び、販売店様と提案を重ねた機械部品などの商材。やっとの思いで受注が確定し、生産が開始した瞬間は達成感でいっぱいになります。 そしてもう一つ、私たちの仕事には時間差でやってくる喜びがあります。それは、ユーザー様の商品が世に出た時です。 私たちがユーザー様へ機械設備などの提案を行っている時は、それがどのような機械に使用するのための部品かはわかっていても、その機械が製造する商品まではわかりません。 私が商材提案させていただいたものの中には、話題になった最新型の大型旅客機に使用された部品や、電気自動車の検査装置の部品、大ヒットした大豆スナックの生産ラインに使われた部品などがあります。後からその商品名を知った時に、再びこみあげてくるなんとも言えない喜び。 各メディアに取り上げられるような、話題の商品の誕生にかかわることができるのは、私の誇りにもなっています。
Careers -キャリアプラン- 人を信頼し導く事の大切さを、上司や先輩の姿から学びました。
私は今、人財育成という大きな役割を担っています。私がモットーにしているのは、社員を信頼し、守り、育てるという事。この気持ちが芽生えるきっかけになった出来事は、私の営業職時代にあります。 営業の仕事に慣れてきた頃、理解の食い違いから、ある取引先のご担当者様を怒らせてしまったことがあったのです。上司に呼び出され、内心、叱られるのではとビクビクしていました。ところが、私の説明を聞いた上司は、私を叱ることなく、「今から自分が行って話をして来るから、明日からは今まで通り、営業に伺うように」と言ってくれたのです。上司がお詫びをしてくれたおかげか、その後、いつも通りに訪問するうちに、次第にその取引先様とも良好な関係を築けるようになりました。 後から、その取引先のご担当者様から聞かされたのですが、あの日上司はお詫びではなく「私の部下は間違っていない」と、直談判してくれたというのです。上司として私の代わり対応してくれた事もありがたかったのですが、なにより私を信用し、正しいと思っていてくれた事に、胸がいっぱいになりました。 この経験と同様、たくさんの上司や先輩に、守られている・信頼されていると実感できることが何度もあり、今日まで仕事に打ち込んでこられました。こうした経験が、私を積極的に行動させる原動力にもなっていると思います。 実務的な事だけではなく、信じられることで人は成長するのだと教えてくれた上司や先輩のように、私もなりたいと思っています。
We are looking for people who… -私たちが求める人材- デジタル思考でアナログ志向。ハートに向かって話せる人になろう。
営業活動を行う時でも、社内でのコミュニケーションにおいても、論理的に思考しながらも「ハートで行動する事」が大切だと考えています。これを私達は「デジタル思考でアナログ志向」と呼んでいます。 例えば、「ミスをした時、何時間かけてでも謝罪のために足を運ぶ」、「徹底的に分析して作り上げた提案書を、メールやFAXではなく営業先へ自ら持参し、顔を合わせて提案する」など。ロボットやコンピューターにはできない、人間だけができる心の通う仕事をする姿勢が重要なのです。 これは気持ちを伝えるための行動であり、社是の「誠実」に通じる行動でもあります。 世の中がデジタルに、より便利になってく一方で、当社はハート、つまり心に語りかけるアナログなコミュニケーションで、お取引先様の本質的な要望を汲み取り、より良い提案をすることに成功しています。