• Profile
  • 氏名:高部 夏美

    職種:記者

    入社:2012年4月

    部署:報道局  ニュース情報センター

  • 2011年秋、大学卒業(文学部英文学科)。2012年4月、朝日放送株式会社に入社。報道局に配属される。入社直後から2015年の6月まで3年に渡り、大阪府警を担当する。現在は、奈良県と和歌山県の地域情報を内勤で担当しつつ、「少子・超高齢社会」をテーマに取材活動中。

What I do -こんな仕事をしています- 人が好き。人を描くテーマの取材がしたい。

私は物心ついた頃から、テレビ局で仕事をしたいと思っていました。映像が好きで、多くの映像に心を動かされ、感動をもらってきたと感じています。知識を身につけるのも、書物よりも映像を通して身につけていく方が合っていると思います。

朝日放送を選んだ理由は、入社試験の楽しさです。いろんな局を受けましたが、朝日放送は「また行きたい」と思えるほど、楽しくて楽しくてしょうがなかったんです。
朝日放送の面接では、面接官との話が楽しくて、疲れるどころか、わくわくしたのを思い出します。
担当者が一人ひとりをちゃんと見てくれ、ありのままの自分を受け止めてくれるという感じでした。
面接特有の張りつめた空気がなく、かしこまった雰囲気もありませんでした。自然体で自分を装わなくていいところが、本当に自身に合っていると思ったのです。

入社後は、まさか報道の仕事に就くとは思ってはいませんでした。希望とは異なりましたが、人事の方が適性を見抜いて報道にしてくださったのだと思います。
入社以前は情報番組や番組の宣伝に興味を持っており、報道に対しては、自分には合わないという先入観のようなものがあった気がします。

報道局にいる人たちは、とても明るく楽しい人柄で、イメージがすっかり覆りました。
また驚かされたのは、皆、誰かの指示を待つのではなくゼロから企画し、取材し、自ら行動するアクティブなモチベーションに溢れていたことです。

入社直後から、2015年の6月までの3年間、大阪府警を担当して、取材のイロハを学んだと思います。事件、事故が起きればその周辺の取材をし、目撃者はいないか、被害者や加害者の知り合いはいないか…と様々な声を拾い集めます。
警察にも取材をし、事件、事故がどのように起こったかを聞き取り、調べたことを原稿にまとめます。
撮影した映像と原稿をセットにして、本社のスタッフに渡すまでが私の仕事でした。

現在は、奈良県と和歌山県の地域情報を内勤で担当しています。
今度は、外で取材をして来たスタッフから、素材と原稿を受け取り、原稿をチェックし、どうやってオンエアにのせるか考えながら編集作業をしています。

また、自分で企画・取材・編集するという仕事もあり、スケジュールに余裕があれば他の取材にも行きます。
今は「少子・超高齢社会」をテーマにした取材を進めています。忙しいですが活気があり、とても充実した毎日です。

取材を通して成長できました。

My work -先輩たちの働く姿-  取材を通して、思い入れの一部を共有させていただいたことに、深く感動しました。

入社して2年目に、関西在住者では唯一の存在という、ひめゆり学徒隊に在籍されていた高齢の女性を取材しました。夕方のニュース番組の中での特集で、私には大きな仕事だったので、プレッシャーを感じながらの業務でした。 その方を沖縄にお連れして、当時の足跡を辿るという内容です。つらい体験をされた地を訪ねるわけですから、とても神経を使います。 直前にその方が体調を崩されるというハプニングがありました。ご高齢ですし…と思っていたのですが 「どうしてもあの地へ行きたい」と、強く望まれ、本調子でない身体をおしてまで現地へ同行してくださいました。 戦後に、実際に防空壕があった場所を訪れるのは初めてだったそうです。 そして、沖縄で自分たちが過去に生きた地を目の当たりにされた女性は、記憶が鮮やかに蘇ったのでしょう。 思い出を次々と語られました。当時、集団自決があった浜辺にご一緒させていただいた時、「私が見ていたあの頃の海とは違う」とおっしゃいました。 こ本人の中ではとても悲しい思い出しかなかったと思いますが、美しい沖縄の海を見て、現在の平和を実感されたように見えました。 当時のつらい記憶が、平和でおだやかな海によって薄らいだのではないでしょうか。 私は、その方とそこに居合わせたことのありがたさ、強い思い入れの一部を共有させていただいたことに、鳥肌が立つほど感動したのを、今もはっきりと憶えています。 一人の女性が体験した、ひめゆり学徒隊の記憶をどのようにお伝えするか、どのように編集すれば良いか、どのように原稿を書けば良いか、8分に凝縮しなければいけないので、本当に悩みました。 押しつぶされそうになるほどの重圧の中で、デスクや先輩たちがどうやって視聴者に伝えたら良いかみんなで頭を抱えて考えてくれたのです。先輩たちのアドバイスがとても勉強になり、励みにもなり、何とか8分のVTRを作り上げました。 私が生まれるずっと以前の体験を一人の女性を通して、また、皆に力を借りながら、視聴者にお伝えすることができたのは、大変光栄で貴重な体験です。 先輩や上司から「見応えがあった」という感想を頂きました。その女性からも「あなたと一緒に沖縄に行ったことは、とても良い思い出よ」と言っていただけて、ホッとしました。 この取材で彼女を通じて、人として成長できたと思います。

仕事を通して、沢山の人に会えるのが好き。

My work -先輩たちの働く姿- 社会で起きる問題を解決しようと立ち向かう方々から、聞かせてもらう話に心惹かれます。

報道の仕事に対して、もともと希望していた職種ではなかったので、特に「理想」という物をもっていませんでした。だからこそ、予想外の面白さに驚く日々です。今も発見の連続で、毎日がとても新鮮。 私は、人が好き、人と話すことが大好きなので、この仕事を通して沢山の人に会えるのが本当に楽しいです。自分が会いたい人に会って、話を聞いてそれが仕事になっているなんて、「これって本当に仕事なの?」と思うくらい、毎日わくわく感があります。 魅力的な人がこの世には沢山います。有名、無名は関係ありません。一般に暮らしている人々の中に、素敵な人がいっぱいいます。 そういう人に会いに行けるのが報道の仕事の素晴しい所です。 VTRを作るときは企画をたてますが、たとえ実現しなくても企画書にするために、取材をしなければなりません。そのために、取材対象者に会いに行きます。人に会いに行くことから始まる、と言っても良いのではないでしょうか。 報道に、ジャンルはありません。全てのジャンルをカバーします。悲しいことや苦しいことだけではないし、社会問題となることだけを取り上げるわけでもありません。社会の流れ…流行や現象を見ることも大切です。しかし、常に何かしら社会の一部を切り取っていることは事実でしょう。 社会で起きる問題を解決しようとしている人から、聞かせてもらう話に心惹かれます。幸いこの職場には、入社1年目から、感じたことを聞いてくれる土壌があります。意見を言いやすいオープンな雰囲気があり、どんどん企画の提案ができます。逆に「新入社員にこんなことまかせていいの?」と思うほど、最初から色々とチャレンジさせてもらえ、それがやりがいにつながっているのです。

心がほっこりとする番組を届けたい。

My work -先輩たちの働く姿- 長期的に一つのテーマを追いかけるドキュメンタリーを手がけたい。

今後の目標は、30分か1時間のドキュメンタリーを作ることです。 単純に長い時間のVTRがいいというわけではなく、長い時間をかけて取材をすることに興味があります。 夕方のニュース内の特集は、鮮度が大切なので、短いスパンでどんどん新しい物を作らないといけませんが、ドキュメンタリーは、取材にゆっくりと時間を割けます。 長期的に一つのテーマを半年や1年かけてずっと追いかける集大成。そういうロングスパンの取材をしてみたいです。 そして、人の心がほっこりする作品を作りたいと思っています。子ども、若い人、高齢者、それぞれがどうやって、毎日の生活を幸せに過ごしていけるのかについて関心があります。 近所付き合いが希薄になってきたと言われる今の時代でも、世代を超えて、親密な人間関係を保っている地域があって これから取材する予定です。地域の温かなつながりを視聴者に伝えられるようなドキュメンタリーを制作したいので、 いつ実現するかわかりませんが、今から準備をしています。 もっと将来の目標としては、家族の大切さについて、皆さんに考えてもらえるような番組を作りたいと考えています。これは、入社試験のエントリー時にも書いた目標でもあるのですが、「家族」についての番組を作ることが私には大きく大切なテーマなのです。 なぜなら、今の自分があるのは家族のお蔭だと思っているからです。「家族」は私の原点と言えます。警察担当をしていた時、家族の愛に恵まれない人を多く見ました。その際、改めて家族の愛の貴重さを確認したのです。人には、社会で傷ついたり、挫折したりしても受け入れてくれる場所が必要です。どんな時も自分が帰れる一番小さな集合体は家族に他ならない、と思います。 今は一人暮らしですが、だからこそ家族の大切さがわかります。離れて住んでいても家族に変わりありませんし、毎日心の中で、お互いにエールを送り合うことはできます。距離は関係ないのかもしれません。今はどんどん核家族化して、家族が小さくなっていますが、 それゆえに家族が大事だと言えるのではないでしょうか。 そんな「家族の大切さ」をみんなにわかってもらえるような、視聴者参加型の番組をいつか作りたいですね。

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企業情報
企業名

朝日放送株式会社

業種 放送・新聞
事業内容 1951年開局の西日本最大規模のラジオ・テレビ兼営局。

在阪局の中でも特に自社制作率が高く、
「M-1グランプリ」や「新婚さんいらっしゃい!」など全国ネットの番組も多数!
「探偵! ナイトスクープ」「今ちゃんの実は…」といったバラエティはもちろん、
「おはよう朝日です」「熱闘甲子園」など、情報・スポーツと幅広い番組を手がけ、
幅広い層から厚い支持を得ています。


またラジオでは、リスナーに長年愛される「おはようパーソナリティ道上洋三です」や
「かまいたち」「ダイアン」「flumpool」といった人気芸人・アーティストをパーソナリティーに迎え、若者向けの番組も制作。

さらに「サマーソニック」などの音楽イベントや演劇、絵画展の企画運営、映画制作など、多種多様な事業を行っています。
Webページ 採用ホームページ
設立(年・月) 1951年3月
代表者名 脇阪 聰史
資本金 52億9,980万円
上場データ プライム
売上高 806億9,100万円
従業員数 655名
従業員平均年齢 42.5歳
本社所在地 大阪府大阪市福島区福島1-1-30
勤務地
(都道府県)
東京都, 愛知県, 大阪府

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