- Profile
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氏名:尾形 勝治
職種:代表取締役
入社:1998年4月
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大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)でドイツ語を専攻。 卒業後は1年間メーカーでの営業職に就いた経験を持つ。 結婚をきっかけに、家業である株式会社尾形電気工事を継ぐことを考え、少しでも早く技術を習得したいと入社。営業職時代に身につけた考え方は、現在の会社運営の基礎にもなっている。
Our businesses -会社を知る- 京都府下でも指折りの技術を誇る技術企業です
当社は建築物の電気設備施工専門業者として誕生し、40年以上「電気」を安全に、安定して届けてきました。
総合電気設備工事(設計・施工・管理)、エネルギーマネージメントサービス、コストコントロール、ライティングプラン二ングサービスを柱として、事業を展開しています。
公共事業と個人クライアントの割合は6対4で、技術力と信頼度が要求される官公庁の仕事が半分以上を占めています。
公共工事への入札参加資格のある電気工事業者は限られている中、京都府下の1社として、信頼のおける技術企業として認知していただいています。
官公庁の工事に関わることで、高い技術力が要求されるので、さらに技術が身に付いていきます。たとえば、細かな材料や施工の指定があり、書類、検査が厳しいこともあります。そういう意味では、官公庁の工事を通して、より高品質なサービスを提供できる企業になってきています。
People and culture -働きやすい職場- どんなことも共有できる風通しのよい社内環境。
当社の社員は、20〜30歳が中心で、年齢が近いこともあり、どんな意見でも発しやすい雰囲気があります。 毎週実施している会議では、それぞれが持っている問題や課題などを出し合い、みんなで解決を図っています。また、現場での問題もすぐに報告し、共有しています。たとえば、新たな現場で足場を組む際、強風だった場合の対応など、そのときの気候や立地条件など、細かな現場での事例を共有して、安全で、よりスムーズな工事が行えるような仕組みづくりをしています。 また毎年1回、全社員が参加する社員旅行を実施しています。行き先は社員の希望を採用しているのです。この社員旅行は、社内でも横のつながりや縦のつながり、また、取引先にも声をかけ参加していただくので、取引先とのつながりも生まれる機会になっています。仕事での円滑なコミュニケーションにつながる、ひとつのイベントです。
Corporate value -私たちの強み- マルチな技術者集団。会社をあげて技術習得をバックアップ。
電気部門、管理部門に分かれた会社が多い中、当社は1から10まで1人で仕事を担える人材を育てています。 当社は元々、管理会社の外注先として工事を受注する会社でした。その中で、もっとこうすればお客様は使いやすいのにと思ことが多くありました。自分たちがお客様と直接お話できる立場になってよりよい提案をしたいという思いから、管理も行う体制を整えたのです。 電気工事に関する国家資格には、第一種電気工事士、第二種電気工事士、1級電気工事施工管理技士、2級電気工事施工管理技士、監理技術者、消防設備士といった、技術者に必要な資格があります。 この中でも、正社員には、新人研修の一環として、京都府電気工事工業組合の実施する電気工事士技術講習に参加してもらい、資格を取得していただきます。施工管理技士試験講習へも受講料を当社が負担し、キャリアアップの一環として、社員の自己負担なしで受講できるようにしています。 電気に関わることは多岐にわたっています。放送設備、テレビ、インターフォン、ナースコールなど、使う環境によっても、材料が変わってきます。 それぞれの現場で、使用する材料や配線構造も違ってくるため、多くの現場を経験することで、身に付く知識や技術がより多様になってきます。それは、携わることができる仕事の幅を広げ、技術向上にもつながっていきます。 そういう意味でも、社員には多くの現場を経験し、多岐にわたる現場技術を身につけた技術者として、社会の役に立つ人材に育ってほしいと思っています。
Our Vision -戦略・ビジョン- 省エネへの取り組み、実践技術をもつ人材育成がミッションです。
当社が持つ設計管理のノウハウを駆使して、企業への省エネ改修工事をご提案することも多くなってきています。よりコストダウンにつながるように改善を行う、独自のエネルギーマネージメントサービスは、照明、空調、断熱フィルム、外壁、射体などを組み合せ、現場に応じたトータルな省エネ改修工事を行うもので、「京都府中小企業応援条例」の認定をいただいています。 今後も民間企業のエネルギー使用量をより効率よく消費できるようにすることにも、技術面で貢献していきたいと思っています。 当社は、今後、技術者の育成に力を注ぎたいと思っています。今まで男性が多かった電気工事の世界で、女性技術者を育てることにも力を入れたい。専門的な技術を身に付けていれば、産休などで仕事を離れた後にも、仕事に復帰しやすく長く働けるのではないか、そういう思いを強く持っています。 そのために、技術養成学校も視野に入れています。現場での実践的な技術を身につけられる学校を作り、社内だけでなく、電気工事を請け負う会社に電気技術者を派遣できるようにできれば、業界全体のためにもなると考えているからです。 そして、それぞれが電気工事技術者として独立していってくれるのが最終的なゴールですね。経営面でのノウハウを伝えていって、それぞれの会社が持てるような人材育成も視野に入れています。 今後の当社のミッションは、「安定したエネルギー自給と供給」「激減する技術者・技能者の育成」です。 世界に「必要とされるもの」と「必要とされる人」を創造していく事業を展開していきます