- Profile
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氏名:神吉 研一
職種:総務・人事
入社:2009年5月
部署:取締役 総務本部長 兼 人事部長
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ストラパック株式会社をバックヤードから支える総務本部の本部長として活躍。人事部長も兼任しており、“自分で考え、決断し、行動する”人材の育成にも注力。ほぼ全社員を対象としたeラーニングの導入など、環境整備を進めている。
Our businesses -会社を知る- 物流に欠かせない梱包機を、半世紀以上つくり続けるトップクラスの老舗メーカー
物流において梱包は、製品の品質を保った状態で安全に届ける上で、とても大切な要素です。当社はその梱包機の国内トップクラスのシェアを誇るメーカーです。
創業は1933年、会社の設立は1960年になります。包装材料の販売から、梱包機の製造販売、全自動による梱包システム・包装物流機器の製造販売と、時代の変化に合わせて商品やサービスを拡充してきました。
たとえばある食品メーカーでは、当社のシステムラインの導入により、梱包用のダンボールの組み立て、製品の詰め込み、バンド架けまで全自動で行い、スピーディな出荷を実現。荷物に合わせた柔軟なカスタマイズで、コストダウンや省力化にも貢献しています。
このほか、新聞や書籍などの印刷業界、衣料品、農林水産業など、モノの流通があるあらゆるところで、当社の製品は活躍しています。
また、国内で培った技術やノウハウをもとに、40年ほど前から海外に製品を輸出しています。現在は、欧米やアジアの5カ国に製造・販売拠点を展開。独自ルートによる37カ国の販売代理店から73カ国への輸出実績を持っています。
People and culture -働きやすい職場- 現場で困っている人を助け、当社に関わるすべての人の人生を豊かに
私たちの行動の指針となるのが2つの経営理念です。 1点目は、「地球環境を念頭におき、荷造包装と物流部門を通して、生産現場に働く人びとの仕事を楽にする」です。物流の現場は、肉体労働を伴う重労働。そのなかで、機械化できるところは機械に、人間は人間にしかできない仕事をしようという考え方のもと、お客様にさまざまな提案を行っています。その根本には、困っている人に手助けしたいという思いがあり、それが社員のモチベーションの一つになっていると考えています。 2点目は、「一緒に仕事をする人たちが、StraPackを利用して、人生と働くことの喜びをつかんでいく」です。人生は一度きりで、生きていくには働かなくてはならない。それなら楽しくハッピーに仕事しようという考え方です。これは、社員だけでなく、販売店やユーザーも含まれます。当社がサポートさせていただくことで、難しい大きな仕事を成し遂げてほしい。それを通じて、結果的に関わる方すべての人生が、より豊かになってほしいという願いでもあります。 経営理念は、会長自らが全国を訪問し、毎年「会長セミナー」を通じて、熱く社員に語り続けており、それが浸透していると感じます。
Corporate value -私たちの強み- 要望に応えることを諦めない。技術を有した営業社員によるアフターフォローもスピーディ
当社は社是として「限界への挑戦」を掲げています。お客様のご要望に対して、「それはできない」とは言わず、「どうすれば実現できるのか」を考え、製品やサービスとしてカタチにしてきました。それが、梱包資材の取り扱いから、梱包機、またその周辺のシステムにまで事業フィールドが広がった理由です。 日本の梱包機の大部分が当社の製品で、業界では「梱包機といえばストラパック」と言われるほどのブランド力を有しています。商社として、他社製品を自社のシステムラインに組み込む提案も行っており、物流の川上から川下まで対応しています。 また、迅速できめ細かなアフターサービスも当社の特長です。社員わずか400名ほどの規模の会社ではありますが、北海道から沖縄まで全国に20以上の営業拠点があり、お客様のフォローを行っています。担当営業が、機器のメンテンナンスや修理の技術を有しているので、直接現場に駆けつけて、スピーディに対応できるのです。 さらに、その梱包機を使い続けていただく限りサポートを行っており、30年~40年前の古い機器でも、修理や交換に使う部品を確保。どうしても在庫がない場合は、そのために部品の製造も行っています。
We are looking for people who… -私たちが求める人材- アメリカで成功したのは、入社2年目で渡米した女性社員
当社は本人の自主性を重視し、入社年次に関係なく、意欲のある人にチャンスを提供しています。ある女性社員は、入社2年目で海外駐在員となり、30代でアメリカ法人の副社長に就任しました。 彼女は文系出身でしたが、当社の研修で機械の知識を身に付け、さらにお客様の要望に応えるために独自に努力もしていましたね。それが成果に結びついたのだと思います。今では国際結婚し、3児の母として、プライベートも充実しているようです。 国内営業職や技術職でも、1年目からどんどん仕事を任せます。営業職で活躍しているのは、梱包機という製品を売るだけではなく、お客様の要望を汲み取り、幅広い視野から新しい提案ができる人ですね。そのような柔軟な発想ができるのは、若手のほうが多いかもしれません。 知識や技術を身に付けたい人は、自由に利用できるeラーニングの講座も用意しています。また、各拠点の責任者クラスには、部下の成長を積極的に促すように指導しています。 社会に出てからは、貪欲に吸収し、絶えず成長し続けることが大切です。その成果を、人生に2、3度あるかないかの大きなチャンスで発揮できれば、その人は成功者と言えるでしょう。