【就活用語辞典】選考過程(前半)

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【OpenES】
WEB上でエントリーシート(ES)、履歴書を作成、提出する機能。
ES・履歴書を電子化し書式を統一することで、学生が一度登録すると繰り返し使え、
OpenESを利用する企業にエントリーが可能。
【SPI】
日本で多く利用されている採用テスト(総合適性検査)。
新卒の就職活動では、高頻度で利用されており、対策が必要となる。
適性(性格)テストと能力テストを合わせた検査となっており、学力・知識だけを問うものではなく、総合的に人物を判断するテスト。
【Webテスト/テストセンター】
インターネット経由で受験する試験。
自宅で受験する試験をWebテスト、専用の会場に出向き受検する試験をテストセンターと呼ぶことが多い。 新卒採用の初期選考で多く利用され、Webテスト、テストセンターにはさまざまな種類があるため、対策が必要となる。
【エントリー/プレエントリー】
エントリー、プレエントリーともに学生が企業に興味があると意思表示をすること。
エントリーは、企業に自分のデータ(ES・履歴書)を送ること。
WEB上で自分のデータを送信したり、合同説明会で自分のデータを渡す、送ることをエントリーと呼ぶ。
プレエントリーは、JOBRASSなどの就活情報サイトや各企業の採用情報ページ上で事前登録や仮登録を行うこと。プレエントリーをすると会社説明会の案内が送られてきたりと資料請求の意味合いも強い。
【エントリーシート】
企業に提出する書類・応募用紙のことを指し、学生にヒアリングしたい内容をまとめた独自の応募フォームのこと。書類選考として使用される事も多く、学生の氏名・連絡先・出身校などの他に、長所・能力・熱意・志望度・知識などが問われる。
【会社説明会(企業セミナー)】
事業内容やどんな人材を必要としているかなど、企業を受験するために必要なことを説明する会。企業セミナーなどと呼ばれることもある。また、企業が複数で行う説明会を合同説明会と呼ぶ。
【合同企業説明会】
大規模な会場に複数の企業が集まり、ブースに分かれて説明会をするイベントのこと。JOBRASSなどの就職情報サイトが主催する合同企業説明会では、企業ブースのほかに無料の面接対策講座やカウンセリングコーナーがあり、就活生を手厚くサポートしている。
【送付状/カバーレター】
履歴書、応募書類、内定承諾書などを郵送する際に同封する挨拶状(添え状)のこと。 就職活動時にはカバーレターと共に送付するのがマナーとなり、一般的には手書きではなくワードなどを使って作成する。志望動機や自己PRなどを記載し、カバーレターで効果的にアピールすることが必要。
【グループディスカッション/グループワーク】
グループディスカッションとは、出された題に対してグループで協力し、1つの結論を導きだすというもの。それぞれの参加者が意見を出し合い、それらの案をまとめたり発展させることで最終的に自分たちなりの結論を導き出していく。
グループワークとは、グループで1つの目的を達成しようというもの。議長、書記、タイムキーパーなどの役割分担を決め、全員が協力せざるを得ない状況に置かれる。
どちらもグループ内に参加できているかが重要となり、積極的に自分の意見を発表する必要がある。
【クレペリン検査】
1桁の加算をひたすら反復し、合計30分間行う検査。
大量の計算問題を解かせることにより、事務処理能力や特性(性格)を診断するもの。
就職活動において非常に重要視される傾向がある。
【志望動機】
志望するきっかけとなった理由のこと。
企業側では、自社の採用ニーズにマッチした人材か、入社意欲を見極める材料として
志望動機を問う事が一般的である。そのため「なぜこの企業を選んだのか」を軸に志望動機を考え、この企業だからこそと言えることが望ましい。
【自由応募・学校推薦】
自由応募は、就職したい企業を自分で自由に探し応募する方法。WEB上などで公開されている募集内容から応募するため、競争率も高くなる。また、企業側は大勢の応募者の中から適切な人材を選ぶ必要があるため、選考回数が多くなる。
学校推薦は、学校から推薦枠がある企業への推薦状をもらい応募する方法。自由応募に比べると、競争率、選考回数が少なくなり、採用に直結しやすい。しかし、企業側は推薦を出した学校を信頼したうえで採用決定をする事になるため、学生の責任が重く、内定が出た場合は、安易に辞退することを避けなければならない。
【スカウトメール】
学生が就職情報サイトへ就活プロフィールを登録し、プロフィールを見た企業から届くオファーメールのこと。就活プロフィールの内容が充実していると、よりスカウトメールを受け取る可能性が高い。JOBRASSでは、自己PRのほか作品や動画などで自分の個性を伝えることができ、さらにアピールが可能。
【ディベート】
グループディスカッションの形態の1つであり、テーマについて賛成派と反対派に分かれ議論を行う。自分の持っている経験・知識を踏まえて発言できるかどうかが判断される。
また、相手の意見を受け入れる柔軟さも求められる。
【適性検査】
個人の能力や適性を判断するための検査。検査内容は、性格・パーソナリティ・能力・学力・組織適性・職業適性・ITリテラシー・ストレス耐性などさまざま。
【入社案内/会社案内】
入社案内とは、その会社の企業理念や事業展開、組織構成、福利厚生などが書かれている資料のこと。雇用促進に使われるものを「入社案内」、営業促進につかわれるものを「会社案内」と区別する。
【筆記試験】
筆記試験には一般常識・時事問題・語学・適性・論文(作文)などがあり、企業により試験内容は様々。国語や算数の基礎能力など、解き方をすっかり忘れてしまっている計算問題もあるため、事前の対策をたてておく必要がある。
【訪問カード】
会社説明会に参加した際に、会場で記入するシートのこと。
エントリーシートと同様の扱いになることが多いため、自己PR、志望動機など予め準備しておくことが重要。
【一般常識試験】
主要5教科(社会・国語・英語・数学・理科)、時事、文化など出題範囲が広いが、難易度はそれほど高くない。問題数に対して制限時間が短い場合もあるので問題集を用意し、繰り返し解いておくことが重要。
【記念受験】
入社の意思が弱いのに、大企業への憧れ・興味から思い出づくりに受験する行為。
大量一括エントリー型の就職活動により、記念受験が増えている傾向がある。
違法・不正行為ではないが、企業側の負担が増えるため、控えたほうがよい。
【国家試験】
公務員や医師、弁護士など特定の職業や社会的地位につく職業に必要となる資格を取得するための試験。一定の資格があることを認定するために、国または地方公共団体、あるいはそれらの委託を受けた団体が行う。
【自己PR】
自分の能力や資質、セールスポイントなどの強みをアピールすること。
就活時は、強みをアピールするだけでは不十分。どのように企業に貢献できるかを絡めて答えられるようにすることがポイント。
【他社受験動向】
面接が進むにつれ聞かれる質問「他社はどこを受けていますか」。
企業側では、他社の業種と職種を確認し、学生がどの会社を選択するかを予測し予定数に見合った採用をする。志望業種・職種が異なる場合は、理由を説明できるようにしておくこと。
【コミュニケーション能力】
相手の意思をくみ取り、理解した上でそれを表現する能力。また、相手との意思疎通が円滑に進んでいないときに、それを解決する能力。長所として挙げる人も少なくないが、企業が求めるコミュニケーション能力の意味をきちんと理解することが大切。
【自分企画書】
「自分」という商品を企業に売り込むためのツール。自分のセールスポイントを企画書にまとめ、自分の価値をわかってもらうことで、やりたい仕事も獲得できる。